残圧とエアシリンダー動作の危険を“体験”で学ぶ安全教育装置
エアシリンダー挟まれ体験装置は、エアシリンダーの衝突時に、残圧を開放せずストッパーを外すことで、空気圧による危険性を安全に体験できる装置です。 また、ソレノイドバルブの設定を変えることで、エアシリンダーの動作特性や危険な動作の違いを学習できます。 新入社員教育や安全大会など、労働安全衛生教育の現場で活用されています。
本製品でできること
- 残圧によるエアシリンダーの予期せぬ動作の危険を体験できる
- 圧縮空気の噴出や残圧による危険性を理解できる
- ストッパー解除時の危険動作を体験できる
- ソレノイドバルブの違いによる動作特性の違いを学べる
残圧の危険性を学びます。
シリンダー内の残圧を開放せずにストッパーを外すと、空気圧による衝撃で木片が破壊される様子を目視で確認できます。
シリンダーが前進し、ストッパー前に設置した木片が破壊される様子を確認できます。


エアシリンダーの動作特性や危険動作を学びます。
配管を繋ぎ替えることで、ソレノイドバルブの違いによるエアシリンダーの動作特性と危険動作を学習できます。
配管を切り替えることで、エアシリンダーの動作を抑制できます。

シングルソレノイド弁(写真左)
前進か後退のどちらかの状態にしかならず、その場で停止することはありません。
電源が切れると、弁の状態が変化し、シリンダーが動作してしまうことがあります。
空圧源を断つことで動作を防ぐことができます。
ダブルソレノイド弁 2ポジション(写真中央)
前進か後退のどちらかの状態にしかならず、その場で停止することはありません。
電源が切れていても空圧は供給され続け、ストッパーが解除されると動作してしまいます。
空圧源を断つことで動作を防ぐことができます。
ダブルソレノイド弁 3ポジション クローズドセンタ(写真右)
前進、後退、停止の3つの状態をとり、その場で停止することができます。
電源を切り、空圧源を断っていても、ストッパーが解除されると動作してしまいます。
完全に動作させないためには電源と空圧源を切り、残圧の開放が必要です。
安全投資の費用対効果を試算
労働災害は、人的被害だけでなく企業に大きな経済的損失をもたらします。
NSTでは、事故1件が企業経営に与える影響を試算できる「安全投資ROIシミュレーター」を公開しています。
安全教育や安全設備への投資が、どの程度の効果を生むのか簡単に確認できます。
*個人情報の入力は不要で、約30秒で試算できます。結果はその場で表示されます。
製品特長
残圧による危険を体験的に理解
エアシリンダーの衝突時に、残圧を開放せずストッパーを外した際に発生する空気圧の危険性を体験を通じて学ぶことができます。
衝撃や破壊の様子を目視で確認することで、危険性への理解を深めます。
ソレノイドバルブの違いによる動作特性を学習
配管の切り替えにより、ソレノイドバルブの種類の違いによるエアシリンダーの動作特性や危険動作を比較しながら学習できます。
不意動作の発生条件なども理解することができます。
安全設計で安心して体験可能
安全カバーを装備しており、動作中に扉を開けると装置が停止します。
安全に配慮した設計で、初めての方でも安心して体験型教育を行うことができます。
教育用動画
本装置を用いた安全教育用の操作解説動画です。
本動画を通じて、導入前に操作手順や教育方法をご確認いただけます。
導入をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
*チャプター機能により必要な場面を選んでご覧いただけます。
労働安全衛生教育について
労働災害を防止するためには、設備対策だけでなく継続的な安全教育が重要です。
NSTでは、労働災害事例や安全教育の進め方をまとめた労働安全衛生教育ページを公開しています。
安全教育のポイントや体験型教育の重要性について詳しく解説しています。
仕様
| エアシリンダー | φ63×200st |
| ソレノイド弁 3種 | ・シングルソレノイド弁 ・ダブルソレノイド弁2ポジション ・ダブルソレノイド弁3ポジションクローズドセンタ |
| コンプレッサー | 電圧:100V、50/60Hz 設定圧力:8kg/cm2(0.8MPa) 吐出量:24L/min(60Hz) タンク容量:12L 重量:16.0kg |
| 入力電源・電圧・定格 | AC100V 単相 50/60Hz 0.3kVA |
| 外形寸法 | W805mm×D575mm×H1,046mm |
| 重量 | 75.0kg |
導入事例
製造業を中心に、さまざまな企業で安全教育に活用されています。
新入社員教育や安全大会で活用され、エアシリンダによる挟まれ事故や残圧による不意動作の危険認識向上に役立っています。
| 半導体メーカー様 | エアシリンダに関する基礎知識と非常時動作の教育 製造工程で使用されるエアシリンダの仕組みや、非常時の動作を現場作業者に理解してもらうために導入しました。 |
| 製菓メーカー様 | 挟まれ災害教育の強化 回転体による労働災害への教育に加え、挟まれ災害についての教育も強化するため、本装置を導入しました。 |
教育の流れ(活用イメージ)
まず座学にて、安全教育の目的や自社における労働災害の特性、過去の災害事例について講習を行います。
その後、体験装置を活用することで内容への理解を深めるとともに、危険性を強く印象付けます。
さらに、注意点や具体的な対策案についてグループミーティングを実施し、学んだ内容の定着を図るとともに、現場への確実な展開につなげていきます。
※本内容は本装置を活用した教育例です。実際の教育内容は、お客様の運用に応じて実施してください。
知る(座学)

● 安全教育の目的を共有
● 自社の労働災害の特性を理解
● 過去の災害事例を学習
体感する(体験)

● 体験装置による危険体験
● 座学内容の理解を深化
● 危険性を強く印象付け
行動につなげる(振り返り)

● 注意点・対策案の検討
● グループミーティング実施
● 現場への展開を意識
※上記は活用方法の一例であり、現場の状況に応じて柔軟な運用が可能です。
常設での継続的な教育から、イベントでのスポット的な活用まで、目的や教育内容に応じて、購入・レンタルいずれにも対応しています。
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